<aside>
📎
このドキュメントは 東北大学 金属材料研究所 材料分析研究コア 分析電顕室 TEM講習会の資料(作成中)です。
</aside>
<aside>
💡
第1回では、装置使用の前提知識の確認及び、実験の開始と終了について学習しました。
第2回では、TEM/STEMの操作方法について学習しました。
</aside>
第3回の実習内容
<aside>
💡
TEMモードでもEDSは可能ですが、取扱いが難しくメリットも少ない為、STEMモードのみ解説します。
</aside>
<aside>
❗
試料ホルダの挿抜を行う際は、必ずEDS検出器を退避すること。
- S-CHANGE を長押しすると検出器が測定位置から退避し、ゲートバルブがクローズします。
- INSERT / RETRACTはNG(ゲートバルブが空いたまま)
- 操作を誤ると検出器が故障する場合があります。(修理費用例:300万円)
</aside>
STEM-EDSの流れ
- TEMモードで視野探し
- STEMモードへ移行
- 倍率とフォーカスを合わせる
- EDS測定ソフト(AnalysisStation)を起動する。
- EDS検出器を挿入する。
- ビーム調整
- ビームスキャンを停止する。
- EDSカウント数を確認する
- プローブ電流を調整する
- スキャン再開
- 画像取得
- 測定
- 測定条件設定
- ((多)点分析・マッピング)
- EDS検出器を退避する(S-CHANGE位置)。
- データ出力・データ出力