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このドキュメントは 東北大学 金属材料研究所 材料分析研究コア 分析電顕室 TEM講習会の資料(作成中)です。
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第1回では、装置使用の前提知識の確認及び、実験の開始と終了について講習を行いました。
第2回では、TEM/STEMの操作方法について講習を行いました。
第3回では、STEM-EDSの操作方法について講習を行いました。
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初級講習の必須事項には含まれませんが、収差補正装置を備えたSTEMの空間分解能を活用するためには是非とも習得してもらいたい技能です
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まずは完成形を
ロンチグラムとは
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照射系レンズによって電子線を試料付近に収束させて、回折面上にできる試料の投影像(図形)のことをロンチグラムという。照射系レンズによって試料付近にできた収束電子線プローブの光学的特性(収差の程度)を知ることができる。STEMにおいて入射電子線の試料への焦点あわせや、プローブの収差のない角度範囲の確認、非点(軸上)収差の補正等に用いられる。
出典 https://www.jeol.co.jp/words/emterms/20121023.111557.html#gsc.tab=0
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球面収差は補正補正済み
調整項目
TEMモードで通常の手順で観察対象領域を表示する。
STEMモード移行準備
STEMモードに移行する。
アライメント準備
小蛍光板で作業。
ボトムカメラでロンチグラム表示
ビームストッパー挿入
アモルファス領域へ移動する。
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「PL」調整 ロンチグラムの中心 = 検出器の中心(≒ビームストッパー)
PL Align でロンチグラムの中心 = 検出器の中心(≒ビームストッパー)に合わせる。a
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デフォーカス量が小さいと、ロンチグラムの中心が判りにくいので大きく変化させて確認する。